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ピンポーンというインターホンの音が、古い和風建築の屋敷に鳴り響く。
「マサヨシ、客人が来られたようですよ」
「うん、僕が出るからセイバーは居間で待ってて。場所は分かるよね?」
僕はそう言いながら、こんな夜更けに誰だろうといぶかしんでいた。
「はい、どちら様ですか?」
「夜分遅くにすいません。教会からちょっとお話に参りました。中に入れていただけるとありがたいのですが、よろしいでしょうか?」と男性の声が返ってきた。
「少々お待ち下さい。開けに行きますので」そう言って門の閂を開けに行った。
しかし面倒だな。こんな時間に教会からって事は、聖杯戦争に関しての話だろうし……
だけど男性? 教会の人間ならあの人が来るはずなんだけど、何かあったのかな……
などと考えてると、もう門にたどり着いていた。
「ご苦労様です」と言い教会の人を中に入るように促した。
「ホント、夜分に申し訳ありません」と頭を垂れて神父さんが入ってきた。
僕は手早く閂を締め、足早に家に向かう。
なんか嫌な予感がするのと、手元に剣を持っていない為だ。
「……そんなに急いでどうなさったのですか?」
「いえ、僕も既にマスターとなった身、夜の外は何かと危険なので」
そう言って神父に左手の令呪を見せる。
「……分かりました。協力しましょう」神父も早足で家に向かう。
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